Adobe Illustrator® でのデータ作成時の注意点

PDF 形式の完全データ入稿の方法をご紹介します
データを作成いただく際の注意点

Adobe Illustrator® を使用して作成した PDF データをご入稿される方は、入稿前に以下の「データ入稿チェックリスト」を必ずご確認ください。
※ご入稿いただいたデータに不備があった場合は、お客様ご自身でご修正のうえ、再度ご入稿をお願いしております。
再入稿のタイミングによっては、納期に遅れが生じてしまう可能性もございます。そのため、データはご入稿前に十分にご確認いただき、スケジュールに余裕をもって
ご入稿くださいますようお願いいたします。
データ入稿チェックリスト
カードサイズ(塗り足しと字切れ)について
カードサイズは、拡大も縮小も必要のない原寸サイズでご入稿ください。
また、入稿データには「塗り足し」が必要となります。
カードの仕上がりサイズに上下左右3mm の塗り足しを含めたアートボードサイズで作成してください。
切れてはいけない文字やデザインは、仕上がりサイズよりも 3mm 以上内側に配置してください。
なお、カードデータにトリムマーク(トンボ)は不要です。
例えばブリッジサイズトランプの場合、
仕上がりサイズ:58mm × 89mm
入稿データサイズ:64mm × 95mm(塗り足し 3mm 込み)
セーフライン(印刷安全圏):52mm × 83mm(仕上がりサイズから 3mm 内側)となります
●塗り足しとは?
塗り足しとは、「仕上がりサイズよりも外側に余分にデザインや背景色を広げておくこと」です。
塗り足しがあることで、断裁時にわずかなズレが生じても、カードの端に白地が出てしまうのを防ぎます。
※背景が白地のデザインでも同様に塗り足しを含めたアートボードサイズでご入稿ください。
●字切れに注意
切れてはいけない文字やオブジェクトなどは、仕上がりサイズの 3mm 以上内側(セーフライン)に配置してください。
仕上がりサイズのギリギリの位置に、切れてはいけない文字や絵柄が入っていると 断裁時の多少のズレにより切れてしまう場合がございます。
●版下データのダウンロード
下記より、データ作成用の ai 形式の版下データがダウンロードできます。
カードの版下とパッケージの展開図をご用意しておりますのでご利用ください。
画像データについて
●画像の埋め込みとリンク配置について
画像は、リンクの埋め込み処理をしていただくか、リンク画像を CMYK モードの JPEG、PSD などのファイル形式にして一緒にご入稿ください。
ご入稿データの画像に埋め込み忘れがあったり、リンク配置された画像の添付が不足(リンク切れ)している場合は、本来画像があるはずの部分が表示されず、データ不備と
なり印刷作業に進むことができません。
・画像の埋め込み処理をする場合 ※推奨
⇒ファイルの容量が増えますが、ファイルと一体化するのでリンク切れなどのトラブルを防ぐことができます。埋め込み忘れにご注意ください。
・入稿データと一緒にリンク画像をお送りいただく場合
⇒リンクした画像は、必ず入稿データ(Illustrator ファイルや PDF ファイル)と同じ階層に設置してください。
●画像の解像度について
画像データの解像度は 350 ~ 600dpi にしてください。解像度が十分にない画像は、印刷すると粗くぼやけた印象になってしまいます。
また、配置後の拡大・縮小は、画質の劣化に繋がりますのでご注意ください。
グレースケール画像は 600dpi、モノクロ 2 諧調データは 1200dpi を推奨いたします。
また、必要以上に解像度が高い画像が使用されている場合、データサイズが大きくなるだけで、
それ以上画像が鮮明になることはありません。データが重いことで入稿や処理に時間がかかったり、
エラーの原因になることがあるため、適切な解像度の画像をご使用の上ご入稿ください。
※もともと解像度の低い画像は、同じサイズを保ったまま高解像度に修正することはできませんのでご注意ください。
フォントについて
●フォントのアウトライン化について
フォントの置き換わりを防ぐため、フォントはアウトライン化してください。
文字(フォント)のアウトライン化とは、文字を図形化することです。
アウトラインを行わないと PC 環境により別フォントに置き換わってしまうことがあります。
なお、一度アウトライン化するとテキスト修正が出来なくなってしまうためアウトライン化する前と後の 2 パターンの保存を行うことをおすすめいたします。
アウトライン化は、ロックがかかっていたり、非表示になっていると適用されないのでご注意ください
●フォントサイズについて
ゴシック体の場合で 6pt 以上でのデータ作成を推奨しております。
白抜き文字の場合も同様に 6pt 以上で太めのフォントを選ぶことを推奨いたします。
また、濃い色の背景を選ぶと白抜き文字が読みやすくなります。
フォントが 6pt 未満で小さい場合、印刷で文字が潰れてしまう可能性があるだけでなく、可読性や視認性も悪くなってしまいます。
明朝体は文字内に細い部分と太い部分が混在するので小さすぎる文字にはおすすめしません。
また、線幅や隙間が 0.1mm 以上ない場合は文字つぶれの可能性が高くなりますのでご注意ください。
なお、黒文字を使用される場合は、スミクロ(C:0% M:0% Y:0% K:100%)の設定で作成してください。
カラーモードについて
ご注文内容によってカラーモードを変更してください。
●フルカラー印刷の場合⇒CMYK カラー
ドキュメントのカラーモードは「CMYK」で作成してください。
「RGB」で入稿されたデータは印刷時に「CMYK」に自動変換されますが、その際に全体的に色が変わってしまいご希望の色の再現ができない場合があります。
写真データを配置する場合には、事前に Adobe Photoshop® 等で RGB データを CMYK に変換してから配置してください。
なお、モニターのカラーモードである RGB カラーモードでは CMYK では再現できない鮮やかな色再現が可能ですが、印刷した際には再現色域が異なるために仕上がりが
くすんだ色になってしまいます。
※特色は印刷の際に色が書き換わりますので使用しないでください。
スウォッチパネル内の特色も全て削除してください。
●モノクロ印刷の場合⇒グレースケール/モノクロ2階調
モノクロ印刷に使用する画像は、あらかじめグレースケールにしてください。
デザインについての注意点
●不要なデザインの削除について
アートボード外に配置されたオブジェクトや、仕上がりサイズのカット位置に実線が付いていたり、実際には印刷しない不要なデザインは非表示にするか削除してください。
※弊社テンプレートをご利用の場合、「テンプレートレイヤー(説明ガイド)」は印刷されないため、削除いただいても問題ございません。
●線幅について
線幅は 0.3pt 以上(約 0.1mm 以上)で作成してください。それより細い線は、かすれたり、消えたりする可能性があります。
白抜き線や線の色によっては、もっと太い線幅に調整が必要です。
●カードの色味について
カードのフチいっぱいまで色味が乗るようなデザインの場合、色の濃いベタは片面のみにすることを推奨いたします。
カードは白い紙に印刷するため、カードの両面に濃い色を印刷すると 断面が白く浮き出てしまいキレイに仕上がりません。
両面とも濃い色を使用する場合は、表面加工(ラミネート加工)をすることをお勧めいたします。
●広範囲の黒色印刷について
広範囲で黒色のデザインにする場合は、「リッチブラック」に設定してください。
「リッチブラック」とは、CMYK それぞれの色をかけあわせて作成される黒のことです。
一般的には、スミベタよりもリッチブラックの方が、深みのある濃い黒に仕上がります。
スミベタ(K100%)を広範囲にわたってベタ面として使用すると、「色ムラ」や「ピンホール(白抜け)」が発生しやすくなります。
そのため、弊社では K100% に CMY をそれぞれ 40% 程度プラスしたリッチブラックを推薦しております。
推奨リッチブラック:C40% M40% Y40% K100%
※CMYK の総インク量は合計 300%以内に収めてください。
※細かい文字や線にリッチブラックを指定すると、にじんで読みにくくなる場合がありますので、文字や線は K のみの指定で作成してください。
また、広範囲のグレーを印刷する場合、K30%+C1%などK にCMY のいずれか1%を混ぜることをお勧めします。K一色の場合、色ムラが発生する恐れがあります。
また、CMYK を混色してグレーを作成された場合、不安定な色となりますのでご注意ください。
カードのフレームサイズについて
カードに外枠や枠線をつけるデザインの場合、外枠の幅は仕上がりサイズから 3mm 以上に設定してください。
枠線においても、仕上がりサイズから 3mm 以上離して配置してください。
3mm 未満の場合、印刷や断裁時の多少のずれで輪郭が偏って見えてしまいます。
PDFの保存形式について
PDFを保存する際は、「高品質印刷」を選択してください。
PDFファイルの個数について
入稿するPDFファイルは複数ページに付け合わせず、片面のデザイン1個につき、1ファイルで作成をお願いします。
ファイル名の付け方について
ファイル名は、半角英数字で設定してください。
※日本語(英数字以外)のファイル名は、文字化けしてしまう可能性があります。ご入稿いただくカードの種類によってファイル名を下記のように変更ください。



